桃の最後の摘果とブドウの袋掛け

桃の最後の摘果をしました。
この頃になるとゴルフボールより大きいです。
落とすのがもったいないくらいです。
それとブドウの袋掛けをしています。

虫や病気から実を守るために1房ずつ袋を掛けていきます。
この作業が終わればブドウの作業はひと段落で、桃の収穫が始まります。

ブドウの摘粒

少し前にブドウの花が咲きました。
蕾から出ている線のようなものがブドウの花です。
少し経つと実が大きくなってきました。
この頃に摘粒という作業をします。
粒を1つずつ切り落として、お店に並ぶようなブドウの形にします。
上の写真が摘粒前。
摘粒が終わるとこのようになります。
全ての房でこの作業をするので、ブドウで1番手間のかかる仕事になります。
早い品種の桃が色づいてきました。
桃の直売は7月下旬からになりそうです。

桃の摘果とブドウの誘引とブドウの花穂整形

6月になりまして、1年で特に作業が重なる時期になりました。

まずは桃の摘果2回目をやります。
実が大きくなってきました。
これをまた摘果します。
少なくなりました。
これであとは最後に傷のついた実などをもう1度摘果して終わりです。
ぶどうの枝が伸びてきましたので、誘引します。
この道具を使って、針金にテープでとめていきます。
これでまんべんなく葉っぱに光が当たるようになりました。
この時期はブドウがどんどん成長していきます。
これがぶどうの蕾です。
もう少しで花が咲きますね。
このままだと大きすぎるので、先の少しだけを残して短くします。
ほとんど無くなりました。
3〜4センチくらいになりました。
これが花が咲いて大きくなってブドウになります。

6月は次から次へと違う作業が続きます。

ぶどうの芽かき

ぶどうの芽が伸びてきました。
芽がたくさん出ていますので、余分な芽をかいていきます。
このままだと混み合って、光が入らなく病気にもなりやすくなります。

これを芽かきして
こうなります。

隙間ができてすっきりしました。
ぶどうの花芽が大きくなってきました。
もう少しで花が咲きそうです。
桃の実が大きくなっています。
桃畑にキノコが生えていました。

桃の摘果と緑肥の草刈り

桃の花が散りましたので、摘果を始めました。
この前は蕾を落としていきましたので、今回は小さな実を落としていきます。
まだ花の残りがついています。
これを摘果して、
こうなります。
だいぶ少なくなりました。

摘果は、3回に分けてやります。

少しずつ桃の木に負担をかけないように、そして傷のついていない実を選べるようにしていきます。
秋に蒔いた緑肥が伸びましたので、草刈機で刈っていきます。
高いところは胸のあたりまで伸びています。

今回は、ライ麦、えん麦、イタリアンライグラス、ヘアリーベッチ、赤クローバー、白クローバーを撒きました。
麦類は有機物の補給に(堆肥のかわりのようなもの)
豆科は窒素固定(窒素肥料のかわりのようなもの)
のためになります。
ぶどうは葉っぱが出てきました。

桃の開花とブドウのまきひげとり

桃の花が咲きました。
去年より5日遅い開花になりました。

このままのペースでいきますと、直売の始まりも去年より少し遅くなりそうです。
ブドウのまきひげをとっています。

去年のまきひげがブドウ棚に絡まっています。
病気の元になりますので、ハサミで切ってきれいにします。

ブドウの芽が膨らんできました。

桃の摘蕾

桃の摘蕾という作業をしています。
天気が良いです。

枝しか見えませんが、よく見ると花が咲く芽と、葉が伸びる芽が枝に付いています。
摘蕾は花が咲く蕾を花が咲く前に摘んでいく作業です。

花が咲く前に摘むことで、栄養を他に回せるようにします。
赤い枝に白い丸がついているのが花芽です。

これをポチポチと指で落として、
半分くらいになります。
枝にぶつかる所や上向きの蕾を落とします。

枝の先にある尖った芽が葉芽です。
少し緑が見えてきました。

葉芽は傷つけないように作業します。

ぶどうの剪定

ぶどうの剪定をしています。
去年伸びた枝を12月に一度おおまかに切りました。
その枝をザクッと短く切っていきます。
枝がなくなったように見えます。
このように伸びた枝を
ザクッと、1芽か2芽をのこしてザクッと切る。
枝にポチっと膨らんでいるのが、ぶどうの芽です。
ここから春に緑の枝が伸びてきて、秋に実がなります。

桃の剪定

桃の木は夏に実をつけます。
実だけでなく葉と枝も伸びます。

そのままにしておくと、木の中の方は光が入らなくなり、枝の先だけに葉と実がつくようになってしまいます。

木はどんどん上に伸びようとするので、高くなりすぎて作業ができなくなってしまいます。

そんな時は枝を切って、木の全体に実がつくように、そして管理作業がしやすいようにします。

この作業を剪定(せんてい)と言います。
夏に伸びて葉が落ちた桃の木です。

上に伸びようとして立っている枝が多くあります。このままにしておくと木の根元は光が入りません。

立っている長い枝を切って、短めの枝を多く残すようにします。
こちらが剪定後です。
短い枝が多く、木の全体に光が入ります。
実と葉が全体につくようになります。
長い枝が切られています。

剪定枝は後日炭にして畑に撒きます。

暗渠

果樹園をしていると、毎年水が溜まる場所があります。

そういうところは決まって木の育ちが悪いのです。

そんな時は暗渠「あんきょ」と言って、溝を掘ってそこに水を通す何か(砂利とか籾殻とか貝殻とか木の枝とか)を入れる作業をします。

今回は剪定枝が余っていたので、それを入れました。
こんなスコップで掘ったくらいの溝で変わるのか、と思うのですが、これが意外と効くのです。
野菜畑で言う畆立てに近いのかもしれません。