皮ごとブドウの先駆者シャインマスカット

皮ごと食べられるブドウの始まりといえばシャインマスカットです。

今も直売所では一番人気で、収穫はまだまだ早い頃から、下手すると桃の時期からシャインマスカットはいつ収穫ですか?
と毎日毎日お問い合わせいただくブドウです。

残念ながら、収穫時期は直前の天気にも左右されるので正確にはお答えすることができません。

シャインマスカットは親が「安芸津21号」と「白南」で、2006年に品種登録されたぶどうです。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所で育成されました。
ちょうど私が農業を始めた頃に出回り始めたブドウで、その頃は知ってる人は知っているブドウだったのです。それが、あっという間に人気ナンバー1になりました。
皮は薄くて噛み切りやすいです。
皮はそのまま食べられますよ、と言っていますが気になる方は皮を剥いて食べても大丈夫です。

皮ごと食べた方が爽やかなマスカットの香りがするような気がします。

皮ごと食べられて、とても甘く、爽やかでとてもおいしいブドウです。

特にお子様や女性からの人気が高いようです。
シャインマスカット続いて皮ごと食べられるブドウが続々と出てきました。

長野で開発された紫色のブドウ、ナガノパープル。

シャインマスカットを親とするブドウもたくさん出てきています。

赤色の大粒ブドウのスカーレット。
赤色の中粒ですが、とても良い香りがするヌーベルローズ。

黒いマスカットという意味で、黒ブドウなのにマスカットの香りがするマスカットノワール。

緑色の次世代のシャインマスカット、マスカサーティーン。

など、皮ごと食べられるブドウはシャインマスカットから始まったのです。